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編集担当者のオススメポイント

天ぷら佐藤は2015年3月開店でご存知の方も多いかと思いますが、たまプラーザ中央商店街中にある鮨佐藤の姉妹店です。天ぷら佐藤の牧野店長が鮨佐藤オーナーとの古くからのご友人であったことから、一度は飲食店業界からも離れながら、縁が合って飲食業界に戻りこの姉妹店をオープンさせたという経緯があるそうです。
昼と夜の顔は少し雰囲気も変わり、ランチタイムはリーズナブルでも本格的な天ぷらを食事として楽しみ、夜はお酒と一緒に楽しむ。天ぷら以外にも新鮮な魚のお刺身など一品メニューも充実。鮨店との姉妹店ならではでしょうか。

旬の食材、新鮮な食材にこだわり、市場から店主が買付けてきた食材を調理されています。

コンセプト

天ぷらとワインを楽しむお店 天ぷら佐藤
以前はワインバーだったお店を居抜きで入り、今のカウンター主体の店舗のレイアウトを
生かして飲食店をやるのに天ぷらのお店が適していた。
更にたまプラーザには天ぷら専門店がなかった事が天ぷら佐藤を出店した目的になった。
そして、ワインバーだった店舗の内装もいかすため、【天ぷらとワインを楽しむお店】が店
舗コンセプトとなった。

エピソード

鮨佐藤の姉妹店（2 号店）にあたる天ぷら佐藤ですが、天ぷら佐藤の店主は鮨佐藤の店主（オ
ーナー）との古くからの友人なのだそうです。共に同じ店で修業をしていた先輩と後輩の関
係。その修行の場とは、2019 年に惜しまれつつも 53 年の歴史に幕を閉じた名店、御徒町の鮨処寛八だったのです。この名店で修業されたお二人が今たまプラーザで鮨と天ぷらのお店を開店されているなんて素敵すぎるエピソードでワクワクしてきました。
しかし、決して順風満帆なスタートではなく、開店して 2.3 年はお客様が少なくて厳しい経営状況だったそうです。
その理由は「天ぷら=高級店」というイメージが強かったことで、最初から敷居が上がったことだと店主は話します。
加えて、天ぷらとワインという斬新なコンセプトも受け入れられるのは時間がかかったのかも知れません。
しかし、「1 度食べてさえもらえれば、必ずもう一度来たいと思っていただける自信があったんです。」そう話される店主。この思いが実り、少しずつ紹介でお客様は増えていき、いまでは常連のお客様も増えてきたそうです。
割引や広告で利用を促すのではなく、お客様の紹介で人気店に成長したこの結果はこのコロナ過にも負けない強い店舗の証だと思います。
このお話しを伺って、すぐにでも佐藤の天ぷらが食べたくなりました。

店主がオススメする佐藤の天ぷらＢＥＳＴ3

1 位 才巻き海老（車海老） 天ぷらと言えば車海老は不動の王者
2 位 鱚（きす） 佐藤は揚げ方が他の天ぷら店とは違っているようです。
3 位 熊本産の赤茄子 この茄子の旨さに感動するお客様が多いとか。

番外編
天つゆでも塩でもなく、鮨の穴子と同じように煮つゆをつけて食べる穴子は口の中に幸せ
が広がるそうです。

お子様連れの方に

メインユーザーはご年配の方が多いお店ですが、店内は活気もあってカジュアルでの利用も多いお店です。最近は 30 代の若いお客様も増えてきているそうで、お子様のご来店も小学生以上でしたらOKという事です。

ランチレポート

先日、どうしても天丼脳になってしまって佐藤さんのランチにお邪魔してきました。
才巻海老と季節のお野菜の天丼で見て下さい。このボリュームです。甘辛で少し濃い味の天丼のつゆが食欲をそそります。
でも個人的には3種の塩と天つゆを使い分けながら天ぷら一品ずつを味わえる天ぷらコースがオススメ。
天ぷら定食やコースなどお腹の具合にあわせて選べるのも嬉しい。

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